「璃玖様…なぜこの方と…」 俺はうるさい心臓を抑えてそう言った 「お前だろ、柊?」 璃玖様は俺の目を見てそう言った 「いえ…その俺は…」 あくまでも知らないふりをしようとした 「言え柊」 全部見透かしたような目に俺は勝てなかった 俺は全ての事を話した 女が陰陽師であることも、 能力のことも全て… 俺が話し終わった時 璃玖様は目を見開き その目からは怒りも感じられた