「あぁそうだ。
君たちが責任を感じることはないよ。
それよりこれから葵を助ける方法を
一緒に考えて欲しい」





葵のお父さんもそう言ってくれて
俺たちは葵の捜索に全力を尽くした




…が、1週間経っても
なんの手がかりも出てこない





葵の気をたどってみても、



拓海が召喚した鼻の効く妖に探してもらっても




今あいつがどこにいるのかさえも、
分からなかったんだ