「あ、そう言えば」




私はパッと頭を上げて言った




「どうかしたか?」




璃玖が優しく聞いてくる




「私の仲間に伝令を送りたいの。
許可してくれる?」




舜やお爺ちゃんたちに、とりあえず無事である事を伝えないと…




「あぁ、わかった。
終わったら飯にするぞ。柊、頼む」




「かしこまりました」




柊はそう言って部屋を出て行った




私は式を呼び出し、
無事であることともう少し帰れない事を書いて東京へと飛ばした





私はここに残る決心をしたんだ ───────