「どこへ行く」




璃玖に首の根っこを掴まれる




私はネコか!



「もう…すっかり元気なので…」



「嘘をつくな。
一応医者に診てもらったがまだ辛いだろ。

それにお前に話がある」




真剣な顔でこちらを見る璃玖




「なに…?」




「お前がここにきた理由、
さっきこいつに全て吐かせた。申し訳ない」





そう言って忍を指差して頭を下げた




「すまない…」




隣にいた忍も嫌そうな顔をしながら
少し頭を下げた




突然のことに私は驚いた