璃玖が私の隣に座る




さっきは暗くて見えずらかったけど…




よく見ると
舜や拓海にも劣らないほどのイケメンだ




銀色のサラサラの髪にブルーの大きな瞳、
昨日のような耳と尻尾はなかった




「お前、どこからきた?」




相変わらず無表情な顔つきだが
さっきよりは暖かみのある声




「東京よ」




私は短く答えた