「ん…」 私は目を覚ました 生きてる… 私の傷の回復力の早さは 昔から皆に驚かれるほど早いんだ 首筋の傷はまだ跡は残るものの、 塞がっていてもう出血はしていなかった とは言え起き上がると頭はクラクラして とても立ち上がれる程の体力はない 「ごほっ」 咳をして手を見ると少し血がついていた はぁ…私の体力はいつまでもつのかな…