俺たちは事情を知っている先生に
緊急事態と言うここだけを話して
大蛇に乗り、東京を目指した




「くそっなんでこんな事になったんや」





拓海が悔しそうにそう言う






俺たちは悔やんでも悔やみきれない思いで
いっぱいだった