「…っ!」




雪女は少し驚いた顔をする




気配を消しているようだがここには…
ザッと300って所の雪女達がいる





「俺たち迷子になってしもたいみたいなんや…
どうか俺たちを助けてくれやんか…?」






拓海が甘えるような声を出す




「キモ…」





俺は小さい声でそう言った





「お前も早よ言え」




コソコソと拓海が言う