「この辺だ。」 俺たちは雪女が潜伏しているであろう 場所にたどり着いた 「て言うか金狐…くくく… …そんな格好もできたんやな」 隣で拓海がお腹を抱えて笑っている 「うるせぇよ! 俺はどんな変幻でも出来るんだ」 そう、俺と拓海の隣には 周りから見たら人間にしか見えない金狐がいた 俺たちは完全に霊力を抑え込み、 フラフラと森を歩いて行く