「悪いが高城、こいつの看病頼んでいいか?」





テントの外で涙を溜めながら
心配そうな顔をする高城にそう頼んだ




「え、ええ…もちろんよ…」




「ありがとう」





そう言って俺は
一旦自分のクラスへと戻って行った