ロリポップ~甘い甘い恋に堕ちましょう



今日は
正真正銘のハジメテのデートを
あさってに控えた金曜日です。


現在私は桃川さんとありさちゃんと3人で
部室にいます。

テーブルにはお菓子や飲み物が置かれていて
3時のおやつをしています。


「もうキスぐらいしたんですか?」

「ぶはっ!」

ありさちゃんが桃川さんを見ながらそんなことを訊くもので
あやうく飲んでいたペットボトルのお茶を吹き出しそうになりました。

「あ、ありさちゃんっ!」

横にいた桃川さん、ウケてます。
ケラケラ笑ってます。

「ゴホッ、ゴホゴホ!」

ううう、く、くるしい……。

どうやら気管に入ってしまったようです。
胸のあたりをたたいて懸命に整えます。

「大丈夫?」

はう、桃川さんが私の背中をさすってくれます。

「うっ!ゴホ!グホッ!」

ううう。

桃川さんの手にドキドキしてしまって。
なおさらに苦しくなってしまいます。


ふぅ……。

おかげさまで息苦しいのはおさまりました。

だけど、まださすってくれてまして、ドキドキがとまりません。

だ、誰ですか!

ファーストキスを思い返してるんじゃないかって言ってるのは!

……はうううう。図星なのです。