『お〜恭介、どうだ?新しい家は』





「どうもなにも、なんだよこれ。

なんでベット一つしかねぇんだよ。あ"?」





『あ〜言ってなかったな、すまん。

今日からお前と茉鈴ちゃん、子作りしてもらうから一つしかない』





……子作り?は?





「何考えてんだ、くそじじい!」





『別に今すぐとは言わねぇよ。

お前だってバンド活動したいだろうし』





そう、俺はこれでもバンドを組んでいて





将来バンドで飯を食うことが夢。





親父もお袋もそれを了承してくれていて、応援もしてくれてる。





そこには感謝するけど、今回ばかりは……。