夕方。 ここは社内の自販機コーナー。 むしゃくしゃした気持ちをおさえることができず、飲み終えたコーヒーが入っていた紙コップをグシャグシャに潰した。 「あーーーーくそっ!」 それでもおさえることができず、その場で叫んでしまった。 咄嗟の言動に辺りを慌てて見回す。 退社時間も過ぎて幸いここには誰もいない。 あーくそっ! 紙コップをゴミ箱に投げると、俺の神経を逆撫でするように角に当たってその場に落ちた。 今日は仕事も順調で定刻通り会社を出れそうだったのに……。