「朝から誘ってる?」
「は!?ば、バカじゃないの!?」
「バカはお前だよ。
俺だって、お前の彼氏なんですけど」
まだ幼なじみ気分でいるんじゃねぇだろうな。
俺はもうお前の彼氏の気分でいるんだけど。
すると、ミナは呆れたように言葉を発した。
「なに当たり前のこと言ってんの?
あんたが私の彼氏じゃなかったら他に誰が私の彼氏になるのよ」
なんて、朝から超可愛いことを言いやがるから日に日に好きになっていくんだよな。
言い方は冷たいように思えても言葉はちゃんとミナなりの優しさがあることを俺はちゃんと知っている。
「お前の彼氏は俺しか許さねぇし」
「だったら、避けてよ」
「無理。おはようのチューしてくれたら避ける」
「寝ぼけてる?」
「お前がいんのに寝ぼけるわけねぇだろ」
何も考えずに普通に言葉を発しただけなのに何故かミナは恥ずかしそうに俺から視線をそらして顔を赤くし始めた。



