【完】お前のこと、好きすぎてやばい。




書いていることは少しずつ違うけど内容は幼稚園のアルバムと変わっていない。


だから斗樹は“私としか結婚しない”とか言って
ずっと、アタックし続けてくれてたんよね。


斗樹が約束を覚えていたとしたら…
私のことを待っていてくれているかもしれない。


しかも、今日は土曜日。
斗樹が坂口さんと遊園地でデートをする日だからちょうどいい。


あの日の約束をいまさら叶えられるか分からないけど行くしかない。


私は片付けを放ったらかして家を飛び出し、遊園地まで向かった。
たぶん…一番近くの遊園地にいるはず。


なぜなら、斗樹は遠出したりするのがあんまり好きじゃないから。


さっき、時計を見たけど時刻は16時を過ぎていた。
これじゃあ、見つかるかなんて予想もつかない。


もう帰ってしまっているかもしれないし。
でも、斗樹はここまで頑張ってくれたんだから今度は私が頑張る番なんだよ。


そう自分に気合を入れて遊園地に入場し、斗樹と坂口さんの姿を探すけど、そう簡単には見つからない。


遊園地が閉まるまであと一時間しかない。
日はだんだんと沈んでいて地面のオレンジ色が黒色へと変わり始めている。



「どこにいるの……?ねぇ、斗樹…!」



会いたいよ…この気持ちを素直に伝えたんだよ。
ずっと、斗樹が守ってくれていた約束を私も守りたいもん。