【完】お前のこと、好きすぎてやばい。




今なら全部分かる。
斗樹のことはずっと好きだったんだ。


でも、小学校に上がった頃から斗樹が急激モテ始めて私ばっかりが好きなのが嫌になって、斗樹も私のことを好きだなんて言わなかった。


むしろ、イジワルばっかりしてきて優しい言葉や行動なんて全然してくれなくなって…


それに痺れを切らした私は斗樹に冷たい態度を取るようになってしまったんだ。


なんとなく、幼稚園のアルバムの
最後に載ってある“将来の夢”の欄を見てみる。



【さかきばら みなほ……とっくんのお嫁さん!!】


【しらさき とき……ミナをお嫁さんにすること】



このときは両想いだったのに
全部私のひねくれた考え方と性格のせいで……


確か…小学校と中学校のアルバムにもこんな欄があったような?と思った私は横に置いていた二つのアルバムを慌てて手に取った。