そんなとっくんでも大好きだった私。
毎日毎日、顔を合わせる度に挨拶のようにいう言葉は『とっくん!大好き!』だったくらい。
「とっくんとっくん!」
「なんだよ」
「だいすきっ!!」
そういってとっくんに抱きつくのが私にとって
一番幸せな時間で好きが増していく時間だった。
「俺は好きじゃないから!」
「もう〜!なんで!!!
こんなに好きなんだよ!?」
毎日毎日、アタックしても答えはNO。
それでも幼いの私は恥じることを知らず、くじけずにアタックし続けた。
「お前がもっと可愛くなったら付き合ってやる!」
「えー!なにそれ!
とっくんのバーカ!!」
いつものように言い合いをしながらバスに乗りながら遠足のため近くの遊園地に向かう。



