【完】お前のこと、好きすぎてやばい。





だって私なんかのことを炭谷くんが心配してくれるなんて……学校に帰ったらゆっくり話さなきゃ。


ロビーのソファに腰をかけていた斗樹のところに行くと斗樹は勢いよく立ち上がって私の両肩に手を置いた。



「大丈夫だったのか?!」


「うん。一週間絶対安静だってさ」


「そっか…ごめんな。俺があそこで無理にでも連れ戻してたらもうちょっと軽かったかもしんねぇのに」



眉を下げてしょんぼりしたように言うから私は「そんなことないよ」と首を左右に振った。



「斗樹が連れて戻そうとしても私は戻ってなかったもん」



どちらにしろ、一週間は安静は必要だったんだ。
むしろ、斗樹が気づいてくれなかったらもっと大変なことになっていたかもしれない。