「俺も行くから、そんな不安そうな顔すんなよ」
「……斗樹」
「あなたは授業があるでしょ?」
「授業よりも俺はコイツの方が大切なんです」
何の迷いもなく言った斗樹に
また不覚にもドキリと心臓が飛び跳ねた。
もう…なんでこんなに優しくしてくれるの?
いつもは意地悪してきたり、
酷いことしか言わなかったのに私に「好きだ」と伝えた日から斗樹は私を本当に大切にしてくれていた。
そんな斗樹の変化に戸惑うなとか惑わされるな…なんて言われても無理に決まってるよ。
何より私がもう斗樹を幼なじみとして見れなくなってきているんだから。
一人の男の子としてしか見られなくてその度にドキドキさせられて…。
「あなたね……」
「わ、私も…両親が仕事できっと来れないと思うので彼が来てくれると心強いです」



