「罰ゲーム?」
「ああ。負けたら炭谷と縁を切るってやつ」
「え?あ、ああ…。
今考えてみれば悪いのは
全部あたしたちだからなしでいいよ」
女の子たちがそう言ったら斗樹はパッと頭を上げて心底嬉しそうに微笑みながら女の子たちの手を掴み、ブンブン縦に振った。
「本当か!?マジでありがとな…!!」
「う、うん。
それより保健の先生のところに行かなくていいの?」
女の子たちは私の方をチラッと横目で見てから斗樹に言った。
なんだかんだ心配してくれているのかな…?
「あ…!そうだよな。
連れていってくるわ。持久走大会、お疲れ」
そして、女の子の手を離して今度は私の腕をギュッと掴んだと思ったら、ひょいっと体を持ち上げられてお姫様抱っこられた。
ま、またこんなこと目立つことして…!
確か球技大会の時も斗樹に助けてもらってな……。



