【完】お前のこと、好きすぎてやばい。




どうしてそこまでして私に尽くしてくれるの…?
私は斗樹のことをひどい扱いしかしないのに斗樹はなんで私なんかのことを女の子扱いしてくれるの?


当然、女の子たちはこんな真剣な斗樹は見たことがないから少し前までは怪訝そうな表情だったのに顔色をコロッと変えて



「許すもなにも多分あたしたちが押したから…
謝るのはこっちの方だよ。ほんとごめん
こんなふうになるなんて思わなくて……」



今にも泣きそうな震えた声でおでこや口元を抑えたり困惑した様子が見ているだけでも分かる。


だけど、困惑しながらでもちゃんと私の目を見て謝ってくれている。


この子たちのことはすごく苦手だったけど根はいい人なのかもしれない。
確かにタチが悪いけど温かい優しさを持っている。



「あ…いや、私がどんくさいだけで…」


「許してくれるのか?罰ゲームもなしでいいか?」



私の言葉は見事に斗樹に遮られてしまって彼女たちには届かない。