「それでも俺はお前のことを死ぬまで想ってる。
だって、お前以外の女はいい女に見えねぇんだからしょうがねぇだろ」
周りから呆れられるぐらいお前に惚れてるんだよ。
バカにされたって好きな気持ちは変えられねぇんだから。
どう頑張っても嫌いになんてなれるわけねぇし。
「なっ…アツ…っ」
俺がいきなりこんなことを言い出してビックリしたのか鍋に手を当ててしまったらしい。
「おい…!大丈夫か!?早く冷やせ!」
俺は急いでミナの手を掴んで水をジャーと出してミナの手を冷やして、その間に冷蔵庫から保冷剤を取り出してミナの小さくて白い手にあてた。
鍋が当たった部分だけ少し赤くなっているのが分かる。
「痛くないか?」
「心配しすぎ。ただの火傷だよ」
焦る俺を見て呆れたように笑うミナ。
お前のこととなると平常心が保てなくてマジで俺が俺じゃなくなるんだ。



