「よし…完璧」
「プハハ…!斗樹のほうボリュームなさすぎ…アハハ!」
俺の方のサラダを見て急に腹をかかえて笑い出したミナ。
ボリュームないなんて分かってるっつーの…!
お前が全部食べろとか言うからだろ!!
と言いたい気持ちを抑えて……
「うるせぇな。
まあ、でもミナの笑顔が見れたからもうなんでもいいわ」
優しく…紳士的になるんだ。
それでミナの彼氏になって幸せな日々を送る。
最高だな。
ミナの顔は面白いくらいに真っ赤に染まっていくからそれをみて嬉しくなる。
「わ、私だって笑うわよ…!!悪い!?」
「悪いなんて一言も言ってねぇだろ」
「あっそ…!」
何を怒ったのかぷいっと鍋の方を向いてしまったミナに一歩一歩近寄って、耳元でそっと呟く。
「でも、そんなに笑っていいのは俺の前だけだからな。とくに炭谷の前ではやめろ」
こんなに可愛い姿をアイツに見せるなんて絶対イヤだ。
俺のものだけにしたい、その思いは日に日に強くなっていくんだ。



