すき、きらい、恋わずらい。


***


「……疲れた」

ドリンクバーで汲んできたばかりのオレンジジュースを、一気に飲み干して呟いた。


お昼時のファミレス。

アイスティーのグラスの氷をくるくるさせながら、あははと苦笑するのはありさ。


あれから……特に何をしたということもないけれど、とにかく疲れた。


休憩中、チャイムが鳴るまで外で過ごしたのはいいものの、教室に戻ればジロジロと見られて。

取り巻きの女子達には、酷いだの何だのと、ボソボソとウワサされて。


何であっちが被害者みたいになってんの。

教室であんなことされて、言われて、被害者はこっちの方だっていうのに。


学校が終わって速攻教室を出た私。

今日はまだ特別授業で午前中のみだったけど、明日からは普通授業……丸1日になる。

考えただけで、気が重い。


「……それで、どういうこと?」

私は深くため息を吐いた後、目の前のありさに問いかけた。