「……やっぱり、だめ…。まって! ライア…っ」
軽く唇を啄まれる。
「スズラン…」
「い、今はだめ! お仕事中だから…」
「だったら終わるまで待てばいい? ああ、でもこんなに側にいるのに触れないなんて無理だけど…」
「らい あ…、んぅ…っ」
今度は噛み付くみたいに唇を奪われる。もうどうしていいのかわからずされるがままにその行為を許す。
「……かわいい」
「っ! そ、そうやってすぐに…」
「からかってるって?」
甘く笑顔を見せるライアに反論する。
「ちがうの?」
「当然」
「うう…、そろそろおろして! 重たいでしょ?」
「全然」
早々に熱で浮かされてしまったスズランとは逆に、余裕たっぷりで何を言っても動じないライア。
「でも…! は、恥ずかしいし…」
「嫌な訳じゃあないならもう少し我慢して…」
「……ん…」
ライアには当分適いそうにない。そう思いながら観念して瞳を閉じた。しかしその拍子に上機嫌な声が響く。
「お待たせいたしましたァ! 小皿料理と麦酒でございまぁす」
「きゃあぁ! ソ、ソニャちゃんっ! えっと、そう! わたし、注文を取らなきゃ…」
軽く唇を啄まれる。
「スズラン…」
「い、今はだめ! お仕事中だから…」
「だったら終わるまで待てばいい? ああ、でもこんなに側にいるのに触れないなんて無理だけど…」
「らい あ…、んぅ…っ」
今度は噛み付くみたいに唇を奪われる。もうどうしていいのかわからずされるがままにその行為を許す。
「……かわいい」
「っ! そ、そうやってすぐに…」
「からかってるって?」
甘く笑顔を見せるライアに反論する。
「ちがうの?」
「当然」
「うう…、そろそろおろして! 重たいでしょ?」
「全然」
早々に熱で浮かされてしまったスズランとは逆に、余裕たっぷりで何を言っても動じないライア。
「でも…! は、恥ずかしいし…」
「嫌な訳じゃあないならもう少し我慢して…」
「……ん…」
ライアには当分適いそうにない。そう思いながら観念して瞳を閉じた。しかしその拍子に上機嫌な声が響く。
「お待たせいたしましたァ! 小皿料理と麦酒でございまぁす」
「きゃあぁ! ソ、ソニャちゃんっ! えっと、そう! わたし、注文を取らなきゃ…」



