「お前は俺が守るって決めたんだ…!」
ふわりと耳元にかかる声。
顔が見えなくても誰の声かすぐに分かった。
「……ラ、ライア…!?」
「遅くなってごめん。間に合って良かった」
(なんで…? どうしていつも助けてくれるの? わたしは、あなたに何も返せないのに……)
暖かい腕の中で安心感を得たのも束の間。ライアは突然くるりと身体の向きを変え、突き放す様にスズランを前に押し出した。
(…っ!?)
「セィシェル! 腕を伸ばせ!! 受け止めろ…!」
「っあ……ライア!?」
突如二本の腕が伸びてきて強く引っ張られた。
闇が祓われ目の前が一気に明るくなる。
いつの間にかセィシェルの腕にしっかりと抱き込まれていた。 激しく警鐘を鳴らす様な心臓の鼓動と息遣いがそのままスズランに伝わる。
裂け目の外に出られたのだと理解するのと同時に急いで振り向いた。
(待って…っ…ライアは…?)
が、そこにその姿は無い。
次いでセィシェルが裂け目に向かって叫んだ。
「……お、おい! あんたは!?」
「っく……いいから、早くスズランを連れて酒場の中に、、!」
裂け目の中から声がする。
まさかまだ中に…… 。
ふわりと耳元にかかる声。
顔が見えなくても誰の声かすぐに分かった。
「……ラ、ライア…!?」
「遅くなってごめん。間に合って良かった」
(なんで…? どうしていつも助けてくれるの? わたしは、あなたに何も返せないのに……)
暖かい腕の中で安心感を得たのも束の間。ライアは突然くるりと身体の向きを変え、突き放す様にスズランを前に押し出した。
(…っ!?)
「セィシェル! 腕を伸ばせ!! 受け止めろ…!」
「っあ……ライア!?」
突如二本の腕が伸びてきて強く引っ張られた。
闇が祓われ目の前が一気に明るくなる。
いつの間にかセィシェルの腕にしっかりと抱き込まれていた。 激しく警鐘を鳴らす様な心臓の鼓動と息遣いがそのままスズランに伝わる。
裂け目の外に出られたのだと理解するのと同時に急いで振り向いた。
(待って…っ…ライアは…?)
が、そこにその姿は無い。
次いでセィシェルが裂け目に向かって叫んだ。
「……お、おい! あんたは!?」
「っく……いいから、早くスズランを連れて酒場の中に、、!」
裂け目の中から声がする。
まさかまだ中に…… 。



