ずっと眺めていたくなる瑠璃色。その奥に秘められた強い意志。今すぐにでもライアの話を聞きたいのだが、急ぎの要件があると迎えに来ているハリの事を先に伝えなければ。
「ライア…? ……あ、ライアにお客さんが! 昨日の、ハリさんって方がいらしてるの! わたし呼びに来たんだった!」
「っ…何? ハリが!?」
「うん、雨がひどいから中に入って待ってもらってて! なんだか急ぎの用事があるみたいで…!」
「急ぎだって?」
状況を伝えるとライアは落ち着かない様子で黙り込んだ。
「あの、本当に急いでるみたいなの。先にハリさんの所に…」
「っ…ごめんスズラン。また後になってしまうけどもいいか…?」
何が最善なのか考えるまでもない。ライアを困らせてまで引き留めたい訳でもない。スズランはライアを信じて頷いた。
「うん」
「ありがとう…」
ライアは申し訳なさそうに礼を述べるとひとまず下の居間へと続く階段を降りていった。
部屋に残ったセィシェルと二人きり、スズランは妙な沈黙を作らまいと口を開く。
「あのね、セィシェル…」
「おい、スズ…」
しかし同時に発言してしまい、どうしても気詰まりする。
「ライア…? ……あ、ライアにお客さんが! 昨日の、ハリさんって方がいらしてるの! わたし呼びに来たんだった!」
「っ…何? ハリが!?」
「うん、雨がひどいから中に入って待ってもらってて! なんだか急ぎの用事があるみたいで…!」
「急ぎだって?」
状況を伝えるとライアは落ち着かない様子で黙り込んだ。
「あの、本当に急いでるみたいなの。先にハリさんの所に…」
「っ…ごめんスズラン。また後になってしまうけどもいいか…?」
何が最善なのか考えるまでもない。ライアを困らせてまで引き留めたい訳でもない。スズランはライアを信じて頷いた。
「うん」
「ありがとう…」
ライアは申し訳なさそうに礼を述べるとひとまず下の居間へと続く階段を降りていった。
部屋に残ったセィシェルと二人きり、スズランは妙な沈黙を作らまいと口を開く。
「あのね、セィシェル…」
「おい、スズ…」
しかし同時に発言してしまい、どうしても気詰まりする。



