空に咲く花とキミを

《みんなじゃなくて、俺に会えなくなるのが寂しいんでしょ(笑)?てか、そうだったら俺的には嬉しいな。》

城間くんからの返信は、クスっと笑ってしまう内容の後に、あたしの顔を真っ赤に染めた。

もう日が変わってるから、返信は明日にしよう……てか、どう返信したらいいのかな。

「…。」

あたしは目覚ましをかけてから、爆睡している直くんの隣で静かに眠りについた。


数日後、直くんは松井さんに紹介された新しい職場に通い始めた。

もちろん、あたしの車で。

今度こそ続いてくれますように…あたしは、そう祈るしかなかった。

毎日出勤しているあたしと逆で、直くんが働いた日数は少ないーーー給料日が怖いとは、このことだった。

給料から寮費などが引かれ、手元に残ったお金で借金を返したり、クレジットカードやケータイ代の支払いをしたりしなければならない。

直くんがまともに働いてないんじゃ、きっとお金はほとんど残らないのだろう。