空に咲く花とキミを

「うん。てか大崎さんたちは?」

「食うの早いから、今頃タバコでも吸ってるんじゃない?仕事の都合で、俺だけ休憩が遅かったから…。」

「そうなんだ。」

城間くんの担当している部品供給の仕事は、各メーカーから部品が納められるタイミングによっては、休憩時間がズレてしまうこともあるんだとか。

「うん。あー腹へった!」

そう言ってごはんにガッつく城間くんを、あたしはボケっと見ていた。

「どうしたの?華さん食べないの?ケータイなんか握りしめて。」

「え⁈あ、食べるよっ。」

ふいに指摘され、あたしは慌ててケータイをポケットに入れた。


「今朝の、ごめんね。」

「え?今朝?」

食べる手を止めた城間くんが謝ってきたけど、あたしには意味がわからなかった。

「華さんの彼氏のこと、悪く言っちゃったでしょ。」