空に咲く花とキミを

そう言って笑顔になった城間くんを見て、あたしの身体はふんわりとあたたかくなった。

みんなで飲み会だなんて、考えただけでもウキウキする。

ゲンキンなもので、沈んでいたあたしはもういなかった。



「………はぁ…。」

お昼休み、食堂でケータイを見たあたしは、再びどんよりと沈んでいた。

原因は、あたしが休憩に入る1時間くらい前に、直くんから届いたメールにあった。

《頭痛が治ったから、打ちに行ってくる。》

打ちに行くとは、パチンコ屋さんに行くということ。

仕事を休んだ日にパチンコ屋さん⁈

直くんの言動は、ホントありえなくて理解に苦しむことばかり。

「華さん、ここ…いい?」

「あ…城間くん。」

ケータイを握ったまま暗い顔をしているあたしの向かいに、城間くんがお昼ごはんを載せたトレイを持って現れた。

「一緒に食べよ?」

その笑顔に、あたしの表情が緩んでいくのがわかる。