空に咲く花とキミを

休みの連絡くらい、自分ですればいいのに…。


「行ってくるね。」

「あぁ…。」

あたしは、ひとり寮を出て送迎バス乗り場までの道を歩いた。

送迎バス乗り場といっても、近くのコンビニの駐車場で、勝手に乗り降りの場にしていると誰かが言っていた。

「おはようございます、木嶋です。」

送迎バスに乗り込んでから、あたしは松井さんに電話をした。

「おはようございます。何かあったの?」

「あの…直くんが、頭が痛いからお休みしたいって……。」

「えっ⁈……そうか…マズイなぁ。」

松井さんの声色が、どんどん暗くなっていった。

「すみません。」

「木嶋さんは悪くないんだから、謝らなくていいよ。それにしても参ったな…色んな職場に頭下げて回って、やっと確保した異動先だったんだよ。とりあえず職場には自分が連絡しておきますね。」

「はい。本当にすみませんでした。」