空に咲く花とキミを

人身事故を起こしておいて、コンビニ⁈

意味わかんない‼︎こんな時に頭どうかしてる。

「今の彼がドライバー?」

「あ、はい。すみません…」

ケガをさせてしまった相手を放ったらかしてコンビニだなんて…あたしは直くんが情けなくてたまらなかった。


程なくして、パトカーと救急車がサイレンを鳴らしながらやって来た。

それを聞きつけたように、直くんが戻って来た。

「通報してくれたのは?」

「自分です」

「あの車の運転手だね?君は連れでいいね?」

「はい…」

力なく返事をしたあたしと直くんはパトカーの中に入るよう誘導され、バイクの運転手さんにも別の警察官が話しかけていた。

パトカーの後部座席に座ったあたしと直くんは、免許証の提示を求められた。

それに素直に従い、次は何かと緊張でドキドキするあたし。

「お酒のにおいがするね。どのくらい飲んだの?」

警察官の指摘に、ギクリと胸が鳴る。