空に咲く花とキミを

「来週の…水曜日までです。」

「あと1週間かぁー。僕も帰ろうかな(笑)。」

城間くんと大崎さんの会話に、頭がぐわんぐわんする。

「あたし…し、知らなかったよ〜……。」

バレバレの作り笑顔しか、できなかった。

「…。」

城間くんは、何も言わなかった。

あと1週間で仕事を辞めてしまうだなんて…沖縄に、帰ってしまうだなんて……何かの間違いじゃないのかな。

何も言わなかった城間くんに、あたしも何も言えなかった。

そして何となく気まずくなったまま迎えた週末、仕事が終わって、送迎バスが来るまでの間を喫煙所で過ごしていた。

「お、華じゃん。」

「お疲れ様です、今日早いですね。」

喫煙所に来るなりタバコに火をつける大崎さんと、

「あぁ、たまたまスムーズにいったから。な、大介。」

「うん。」

その大崎さんの背後から現れたのは、城間くん。