空に咲く花とキミを

「あれっ⁈華その髪の毛どうしたんだよ?」

週が明けた月曜日、大崎さんがいち早くあたしの変化に気づいてくれた。

「大崎さんおはようございます。髪の色変えちゃいました。彼氏と別れたんで、自由だから!」

「かわいいじゃん。田村チャンスだぞ。」

「だから何で…!」

いつもの様に大崎さんが田村くんをからかって、笑いが起こる。

ふと、城間くんと目が合って、あたしは反射的にその目を逸らした。

「華さん、今の方がいいね。」

「…。」

思いもよらない城間くんの言葉が、あたしの身体を占領していく。

「おい大介、華は僕のだからね。」

「あはは…また大崎さんは。ありがとう、城間くん。」

あたしの言葉に、城間くんは笑顔になった。

この笑顔に、あたしは何度も救われた。

だから、目を逸らしちゃいけないんだ。

あたしは、城間くんのことが好き。

今はまだそれでもいいんだと、変わらないあたしの気持ちを認めなきゃいけない。