空に咲く花とキミを

「城間くん……好き。」

やっと言葉にできた気持ちは、とてもありきたりなものだった。

「俺もーー好きだよ…。」

返ってきた言葉もまたありきたりなものだったけど、それがたまらなく嬉しくて、あたしは城間くんをぎゅっと抱きしめた。

それからあたしと城間くんは、ずっと抱き合っていた。

今までにないくらい心が満たされていくのを、あたしは全身で感じていた。

絶頂を迎えた後も離れることはなく、目が合えばキスをしたーーー本当に、幸せな時間だった。



「シャワー行く?華さん先に入ってきていいよ。」

「…うん。」

しばらくして城間くんが言ったけど、あたしたちはまだ、名残惜しそうに触れ合っていた。

「じゃあ、一緒に入ろ?」

「え、いいの⁈」

あたしの提案に城間くんは少し驚いていたのだけど、もう全部知ってるでしょ?って言うと、あぁ、そっか。って照れた様に笑った。