空に咲く花とキミを

あたしは城間くんから言われた事を、すぐに理解することができなかった。

だって、しつこい様だけど、ラブホだよ?

ってことは、そういうことだよね…?



「あ、あたしと…?」

まだよく理解しきれていない頭で、あたしは城間くんを見つめた。

「ごめんっ、イヤならイヤって言っていいよ!てか華さん以外にいないから…っ。」

言いながら、どんどん顔が赤くなっていく城間くん……その顔を見て、あたしはさっき言われた言葉を100パーセント理解した。


「い…いいよ。あたしも、行きたい。」

「え…ほんと?」

半信半疑といった表情で、あたしを見つめ返す城間くん。

「うん。城間くんと、行きたい。」

笑顔で答えたあたしの中には、直くんの存在などどこにもなかった。

照れた様に笑い合うあたしと城間くんの手が、そっと触れた。

純粋に、ただ真っすぐに…キミだけを想った瞬間ーーー。