空に咲く花とキミを

てか即答されると、反応に困るよ。

「も…もう一杯、飲もうかな。」

嬉しいやら恥ずかしいやら、よくわからない気持ちがうわーってなって、あたしは話題を変えるしかなかった。

それからあたしと城間くんは、なかなか会話が尽きず、しばらくお店で話し込んでいた。

「華さん、そろそろ出ようか。」

「うん。」

切り出したのは、城間くんだった。

幸せな時間はあっという間でとても名残惜しい、今ならシンデレラの気持ちがよくわかるよ。

「俺、華さんと行きたいところがあるんだ。」

「行きたいところ…?」

「うん。」

シンデレラの魔法はまだ解けてはいなかったみたいで、あたしの身体がぽわんとあたたかくなる。

会計は、城間くんが済ませてくれた。

あたしも払うと言ったけど、俺が誘ったからと言って押し切られてしまった。

嬉しかった。

直くんと外食した時のあたしは、お財布の役目だったから。

「城間くんっ、あの…ごちそうさまでした。」