空に咲く花とキミを

「そっか…じゃあ行こっか。」

あたしも城間くんに合わせて笑顔を見せたけど、内心はガッカリしまくっていた。

車の主が外出でもしててくれたら、まだ一緒にいられたのにな。

助手席に乗り込んだあたしは、もう緊張してはいなかった。

「華さん、何食べたい?」

「ほぇ?」

予想もしていなかった城間くんの言葉に、変な声を出してしまった。

「え、だって、帰るんじゃないの…?」

「俺そんなこと言ってないよ。ご飯食べに行こうかな、って思って。でもそろそろ帰った方がいいかな。」

「…ううん!行きたい!ご飯行こっ。」

城間くんーーー!

急降下していたあたしのテンションが再び急上昇ーーー心臓に悪いけど、嬉しい!

まだ…もう少し、城間くんと一緒にいられるんだ。

「で、何が食べたい?」

「う〜ん…。」

考えたけど結局決まらず、焼き肉屋さん以外とだけ伝えて城間くんにまかせてしまった。