空に咲く花とキミを

「あぁ、違うよ。あの車、連れのでさ、俺のは沖縄にあるから、貸してもらってたんだ。で、また華さんを送って行く時にも借りなきゃだから、その話をしてたの。」

「あ、そういうことか。」

「それに俺から誘ったんだから、他に予定なんかないし!」

あぁ…。

あたしは城間くんの、その少年のような笑顔がたまらなく好きだよ…。

「華さん、まずはこれ聴いてみてよ。歌詞とかスッゲェいいからさ。」

城間くんが取り出したCDは、男性アーティストのレゲエだった。

「レゲエって季節でもないけどさ(笑)。」

「あはは。そんなこと気にしないよ〜。」

あたしは笑ってから、音楽に耳を傾けた。

レゲエ独特の軽快なリズムに、切ない歌詞が乗ってくる。

「歌詞がすごくいいね!すごく好きかも!ヤバイ、切なくなる!」

元々音楽が好きなあたしのテンションは、すぐに上がっていった。

「でしょ?良かった、華さんも気に入ってくれて。」