空に咲く花とキミを

「全然ヘーキ、俺も華さんと話したかったから。」

「…。」

耳から入ってきた城間くんの言葉が、ふわりとあたしを包み込む。

「てか彼氏、まだ帰ってこないの?」

「なんか…何日か帰ってこないみたい。置き手紙があって…。」

「そうなの?じゃあ土曜日、遊ぼうよ。」

えーーー。

「遊ぶって、あたしと?城間くんが⁈い…いいの⁈」

思いもよらない展開に、心臓がバクバクとうるさかった。

「だって前から遊ぶ約束してたじゃん?それに俺、華さんに聴かせたい音楽たくさんあるしさ。ダメ?」

「う、ううん!ダメじゃない!あたしも、遊びたい…!」

あぁ、もう……感情が先走って上手く話せない。

「良かった。」

そう言った城間くんが笑顔になったのが、声色から伝わってきて、思わず照れ笑いをしてしまうあたし。

城間くん……。