空に咲く花とキミを

お風呂からでる頃にはご飯が炊けている、これがいつもの流れ。

頭からシャワーをかぶり、ゆっくりと汗を流していく。

「…。」


あれ…?

気のせいかな、物音が聞こえた気がしたけど、直くんはまだのはずだし…。

シャワーを止めてみたけど、物音なんか聞こえてこず、あたしは再びシャワーを浴びた。


なんで、直くんはまだのはずだなんて思ったんだろう…。

いつも遅いから今日も遅いだろうと…勝手にそう思い込んでいた。


あたしは、バカだ…。

うめき声が聞こえたと思った時には遅かった、次の瞬間お風呂のドアが勢いよく開いて、もの凄い形相をした直くんが、あたしの目の前に立っていた。

「華ぁッ‼︎」

その手には、あたしのケータイが握られていた。

「城間って誰だよ⁈ぁあ⁈」


目の前が、真っ暗になった…。