空に咲く花とキミを

「じゃあね華さん、メールするね。」

「うん、あたしも。バイバイ。」

結局城間くんは、あたしの時間潰しに付き合ってくれた。

《また明日ね!結局付き合わせちゃったね…いつも気にかけてくれてありがとう。》

城間くんにメールをしてから、ため息をひとつーーー秋の空に吸い込まれて行くようだった。


「…。」

直くんが、変わってくれることを願っていた。

それなのに…変わったのは、あたしの方だった。

直くんと、別れたいと思っている。

《そんなこと気にしないで。無事に別れられたら遊びに行こうよ!》

城間くんに、ときめいている。

直くんが真面目に働いてくれること、お酒やギャンブルを控えてくれること、お金を返してくれること、色んなことを願って同棲することを決意した。

《うん、遊びに行きたい!もうあたし的にはいつ別れてもいいんだけどね…。》

でも今は、こんなメールを返してしまうほど、城間くんのことが好きになっている。

あたしは直くんのお財布でも家政婦でもない、別れて自由になりたい。