空に咲く花とキミを

「トモカちゃんおはよー!」

もうラジオ体操も終わろうかというタイミングで職場に着いて、あたしはトモカちゃんの隣に並んだ。

「おはよう華ちゃん。寝坊でもしたの?ギリギリじゃん。」

「ううん、ちょっと話が盛り上がっちゃって…。」

「そうなんだ。あ、朝礼始まるよ。」

ラジオ体操が終わり、みんなゾロゾロと職場のリーダーの周りに集まっていた。

朝礼が終わると、それぞれの持ち場について仕事が始まる…いつもの流れ。

でも今日は、あたしの誕生日ーーーそれだけがいつもと違っていた…。


「華、ほらよ、コーヒー。」

昼休みの喫煙所で、大崎さんは本当にコーヒーを奢ってくれた。

「わぁ、ありがとうございます!」

あたしは素直に嬉しくて、自然と笑顔になっていた。

「華、これ…。」

「おっ、チョコじゃん。僕にくれよ。」

大崎さんが横から手を出して、田村くんにちょっかいかけていた。