空に咲く花とキミを

《うん、マジ暑い。まだ9月だからしばらくは暑いんじゃない?俺今日はそうめん食べたよ。》

すぐに返ってきたメールに、もしかしたらあたしからのメールを待っていてくれてたのかも…なんていう都合のいい期待が膨らむ。


それからあたしは、直くんがいつ帰ってくるかわからない緊張の中、城間くんと何回かメールのやりとりをした。

《華さん、何度もメールしてて大丈夫?無理して返さなくていいよ。》

「…。」

城間くんは、いつも優しくて思いやりのある人だ。

《彼氏は今出かけてていないから大丈夫だよ!》

だから、もう少しだけ……。

てか城間くんは、もしかしたらメールを終わらせたくて、それを遠回しに伝えようとしたのかな。

大丈夫なんて返したら、やめづらいよね……失敗したかな。

そんな事を考えていた時ーーーあたしのケータイが、ブルブルと震えだした。

メールや電話がくると直くんがいい顔をしないから、いつもマナーモードにしているあたし。

直くん…終わっちゃったんだ。残念。