空に咲く花とキミを

強くなりたいと願う、弱いあたし。

願うだけではどうにもならないことくらい解っているけど、願わなければ何も始まらないとも思うから。


先にお風呂に入ってからご飯の支度をして、それから髪の毛を乾かすーーーいつもの流れで時間を過ごしているのだけど、まだ直くんは帰って来なかった。

「…。」

メール、してみようかな。

《まだパチンコ屋さんにいるのかな?先にゴハン食べててもいい?待ってた方がいいかな?》

文面に、直くんを怒らせるような言葉があってはいけないーーーあたしは何度も確認してからメールを送信した。

外はもう暗く、少しの星がちりばめられていた。

《食べてて。》

少しして直くんから返ってきたメールの内容は、とても淡白だった。

とりあえず、まだ顔を見なくて良さそうだ。

《今日も暑かったね〜。お疲れ様ぁ。》

ひとりでゴハンを食べながら、城間くんにメールを送る。