空に咲く花とキミを

時折、やりたい放題の直くんに理性はあるのかと、疑いたくなることがある……てか、思い通りにならないと気が済まないんだろうな。

「彼氏が…また仕事辞めちゃって……もう最悪。」

あたしは素直に愚痴ることで、自分を軽くしたかったのかもしれない。

「ただのニートじゃん。」

「大崎さんホントその通りですよー。もうカンベンしてほしいのに…。」

「そんな男、別れちゃえば?」

「おっ、田村、言うね〜。じゃあ田村が責任持って華の面倒見ろよ(笑)。」

「何言ってんですか、大崎さんは。」

田村くんは、また大崎さんにからかわれていた。

それを笑う、あたしと城間くんの視線がそっと触れる。

「…。」

くすぐったい…。

自分が大変な状況の中にいることを、忘れてしまいそうになる。

「俺もそう思うな。華さんの彼氏、あんまり働いてくれてないんだもん。」

城間くん…。