秘密の陰陽師 【弐】

「な…あお…い…?
お…れ…あおい…に…であ…えて…
ほ…ん…とに…よか…った…
あり…が…とな…」





そう言ってゴホッと大量の血を吐く





「ねぇお願いやめてもう喋らないで拓海!
これ以上無理しないでよ」




私は涙でぐちゃぐちゃになる




「うぅ…しゅ…ん…?
お…れ…な…?おま…え…に…
あや…ま…ら…なきゃ…なら…な…い…
ことが…ある…んだ…」




「なぁやめてくれよ拓海
これ以上喋らないでくれ頼むよ」



目からは大量に涙が溢れている舜




「お…れ…あお…い…のこと…す…き…みた…い…だ…こんど…あった…と…きは…ライ…バル…だぜ」



そう言ってまた大量の血を吐く




「やめてーっ」

私は叫ぶ

「頼むやめてくれ死なないでくれ」

舜も泣きながらそう言う