「いやっいやだ! 起きてよ拓海!!!!!」 私は必死にそう叫ぶ 「おい起きろよ拓海!!!!!!」 涙いっぱいに溜めた舜もそう叫ぶ 「うっぁっ…」 「拓海…たくみ!!!!!…」 拓海は少し目を開ける そしてフッと笑い 「なぁ…おれ…さ…いご…に お…まえ…たち…を…まも…れ…たか…?」 そう聞く 「やめてよ拓海! 最後なんて言わないで! 私達が必ず拓海を助けるから!!!!」