秘密の陰陽師 【弐】


そして
ガールバンドが拓海に向かって歩いて行く






拓海はなにも言わずただ
ガールバンドを睨んでいる







「お前は期待はずれだよ。」






ガールバンドは拓海の首を持ち上げる






「うっ…」





拓海は苦しそうな顔をする





「「拓海!」」






私と舜は拓海に向かって走る







「くるな!!!!!!」







拓海がそう叫ぶ