「た…く…み?」 「お別れだ。舜。葵。」 拓海は静かにそう告げて 私達に背を向けて ガールバンドの元へと歩いて行く 「拓海。任務失敗とみなしていいんだな」 ガールバンドが口を開く その声はずっしりと重くて 逆らえない そんな声だった